● ドジャース 2-3 カージナルス 〇
<現地時間8月4日 ドジャー・スタジアム>
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(31)が現地時間4日のカージナルス戦に「1番・指名打者」でフル出場。4試合連続安打をマークした。
カージナルス先発は今季10勝を挙げているエース右腕グレイ。初回の第1打席はカウント1-2から内角低めボールゾーンに向かって大きく曲がるスイーパーに手を出し、空振り三振を喫した。
3回裏の第2打席はフルカウントからゾーンど真ん中のフォーシームを打つも、二塁手正面への内野ゴロ。同点の6回裏、第3打席でもカウント1-2から低めワンバウンドのスイーパーで空振り三振に倒れた。
1点を追う9回裏、先頭打者として第4打席を迎えた大谷は、3番手左腕ロメロの初球スライダーを捉え、中前安打で出塁を果たした。続く2番ムーキー・ベッツはライト前に飛球を運ぶも、右翼手ラーズ・ヌートバーのダイビングキャッチに阻まれ一死。その後、二死一、二塁の好機を作ったが、復帰初戦の5番マックス・マンシーが右直に打ち取られ、試合終了となった。
この試合の大谷は4打数1安打、2三振という内容で、今季成績は打率.274、38本塁打、OPS.978。ナショナル・リーグ本塁打トップで並んでいたカイル・シュワーバー(フィリーズ)が40号本塁打を放ち、大谷は2本差の2位に後退している。
ドジャースは先発タイラー・グラスノーが7回1失点と好投するも、打線がわずか3安打と苦しみ援護できず。8回表に2番手左腕アンソニー・バンダが2番ヘレラに一時勝ち越しの10号ソロを浴びた。その裏にすぐさま同点に追いついたが、直後の9回表に新加入の右腕ブロック・スチュワートが決勝点を献上。本拠地3連戦は黒星スタートとなった。