◆ 田尾氏も感嘆「3塁走者が速すぎるくらいのスタートを切っている」
日本ハムは5日、西武と対戦し6-1で勝利した。打線は3回、先頭打者の五十幡亮汰が安打で出塁すると、続く奈良間大己がバスターエンドランを決め、一・三塁の好機を作る。水谷瞬の適時打で1点を先制すると、一・二塁で石井一成が犠打の構えで2球見送り、3球目で右安打を放った。郡司裕也の適時打で2点を加えると、一死一・三塁で万波中正が2ランスクイズを決め、さらに追加点を奪った。
新庄采配連続的中で一挙5得点となった3回の攻撃。5日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』に出演した真中満氏が「エンドラン決まる、2ボールからヒッティングに変えて決まる、スクイズ決まると、全部決まった。これだけ決まれば監督もサインを出しやすい」と称賛すると、田尾安志氏は「特に万波の2ランスクイズ。最近セーフティスクイズのサインを出す人が多いが、思い切りが良い。3塁走者が速すぎるくらいのスタートを切っている。2塁走者がスタートが速いのは大事だが、3塁走者があそこまで速くなくてもいいと思う」とチーム全体の走塁意識の高さに感嘆の声を上げた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』