阪神が逆転勝利。優勝マジックを「33」に減らした。
2点を追う8回。中野拓夢が右前打で出塁すると、続く森下翔太が四球を選び無死一、二塁とする。迎えた佐藤輝明が2球目のストレートを完璧に捉え、ライトスタンドへ第28号となる逆転3ラン。一発で試合をひっくり返す。9回にも森下と大山悠輔が適時打を放ち中押しの3点を追加。6-2で勝利した。
5日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、ここまで45試合を投げ防御率0.82と素晴らしい成績を残している及川将貴にフォーカス。この日も8回に登板し0を刻んだ。解説者の田尾安志氏は「無駄なランナーをほとんど出さない。安定したピッチングを見せている」とコメントした。
同じく解説を務めた平石洋介氏は及川が踏むプレートの位置に注目し、「左投手のほとんどは一塁側の投手プレートを踏む。しかし、及川選手は三塁側のぎりぎりを踏むのでけっこう珍しいタイプ」と言及。「クロスファイヤーの角度も良いですし、一塁側の食い込む角度も良いので本当に良い投手ですね」と称賛した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』