○ ドジャース 5-1 ブルージェイズ ●
<現地時間8月8日 ドジャー・スタジアム>
ロサンゼルス・ドジャースがア・リーグ最高勝率のブルージェイズに逆転勝利。先発登板したクレイトン・カーショー投手(37)が今季6勝目をマークした。
ドジャースは左腕カーショー、ブルージェイズは右腕シャーザーが先発登板。両投手は2006年のドラフトでともに球団1巡目指名を受け、2008年にMLBデビュー。2021年にはドジャースでチームメイトとしてプレーした。試合前までにカーショーは通算217勝、3010奪三振、シャーザーは同218勝、3451奪三振を記録。それぞれ3度のサイ・ヤング賞に輝き、殿堂入り確実と言われるレジェンド投手同士のマッチアップとなった。
ドジャースは初回に二死満塁と好機を作りながらも無得点。直後の2回表、カーショーが6番バージャーの適時打で先制点を与えた。さらに2本の単打を浴びて一死満塁というピンチでは9番ストローに三遊間への強烈なライナーを打たれるも、遊撃手ムーキー・ベッツがダイビングキャッチ。飛び出した二塁走者もアウトとし、最少失点で切り抜けた。
カーショーはその後も毎イニング走者を出しながら6回1失点と好投。打線は5回裏、二死から大谷翔平が右中間へのエンタイトル二塁打でチャンスを作ると、続くムーキー・ベッツが先発シャーザーの初球スライダーを振り抜き、左翼スタンドへ12号逆転2ラン。7月5日以来、22試合ぶりとなる一発で試合をひっくり返した。
7回裏にはブルージェイズのブルペン陣を攻め立て、押し出し四球や犠飛などダメ押しの3点を加えて逆転勝利。同日の試合に敗れた地区2位パドレスとの差を3ゲームに広げている。