● パドレス 2-10 レッドソックス ○
<現地時間8月8日 ペトコ・パーク>
ボストン・レッドソックスがパドレスとの敵地カード初戦に快勝。吉田正尚外野手(32)は「5番・指名打者」でフル出場し、2号本塁打を放つなど勝利に貢献した。
吉田はスコアレスの4回表、無死満塁の好機で第2打席を迎えると、昨季までチームメイトだった右腕ピベッタが投じたフォーシームを弾き返してセンター後方への先制犠飛。さらに、7番ウィルヤー・アブレイユが21号2ランを放つなど、この回4点をリードした。
6回表、先頭での第3打席も先発ピベッタのフォーシームを打ち、左翼線へのエンタイトル二塁打を放った。8回表の第4打席はイニング跨ぎの松井裕樹と日本人対決。カウント2-0からゾーン真ん中のフォーシームを高々と打ち上げ、二飛に倒れた。
そして9回表の第5打席、無死一塁の場面で右腕レイノルズに対峙すると、カウント2-1から高めボールゾーンのフォーシームを強引に引っ張って2号2ラン。右翼スタンドへダメ押しの一発を叩き込み、2桁得点の大勝を締め括った。
吉田は4打数2安打、1本塁打、3打点の活躍を収め、今季初本塁打を放った現地7月30日のツインズ戦以来となる複数安打、複数打点をマーク。今季成績を打率.241、2本塁打、OPS.688としている。
勝利したレッドソックスは今季最多に並ぶ貯金13を獲得。同日の試合に敗れた地区首位ブルージェイズを3ゲーム差で追っている。