○ マリナーズ 7-4 レイズ ●
<現地時間8月9日 T-モバイル・パーク>
シアトル・マリナーズが東地区4位レイズにカード勝ち越し。今季最長に並ぶ6連勝を収め、地区首位アストロズまで0.5ゲーム差に迫っている。
試合前には、米野球殿堂入りを果たしたイチロー氏の背番号『51』を永久欠番とする記念セレモニーを開催。同じく永久欠番となっているランディ・ジョンソン氏やケン・グリフィーJr.氏に加え、弓子夫人らが出席した。イチロー氏はファンに対する感謝や選手への激励を表し、英語でスピーチを披露。ジョン・スタントン会長からは2026年にイチロー氏の銅像を設置することも明かされた。
直後に始まった試合、マリナーズは初回に1点先制を許すも、1回裏にイチロー氏を師事するフリオ・ロドリゲスが22号2ランを放ってすぐさま逆転に成功した。3回裏にはカル・ローリーがMLB全体トップの44号3ランを叩き込んで2戦連発。さらに、直後のロドリゲスが2打席連発の23号ソロで続き、試合の主導権を握った。
その後3点差まで詰め寄られ、9回表には二死一、二塁と一発出れば逆転のピンチを招いたが、守護神アンドレス・ムニョスが逃げ切ってア・リーグ3位の今季27セーブ目。イチロー氏の快挙を白星で飾り、3カード連続の勝ち越しを収めた。