ロッテのオースティン・ボスは11日のオリックス戦に先発し、5回・92球を投げ、6被安打、5奪三振、1与四球、1失点だった。
風速15メートル以上の強風の中のマウンドとなったボスは、初回から毎回のように走者を背負う投球も3回までなんとか無失点で切り抜けるも、0-0の4回一死走者なしから西野真弘、太田椋の連打で先制点を許す。5回は宗佑磨にピッチャー強襲の当たりを打たれるも無失点に抑え、このイニングが投げ終わったところで降板となった。
ボスは降板後、「今日は風との闘いもあって難しさもあったけど、ストレート、スライダーとボールの強さも戻ってきている感覚はあった。その中で4回に失点した場面、3-2からの1球は悔いが残ります」と振り返り、打球の当たった箇所については「グラブに当たってクッションになっていたし全然問題ないよ」と明かした。
吉井理人監督は試合後、ボスについて「毎回ランナー出しているし、久しぶりの登板で強風の中、集中力がなかなか続かないと思ったので、あそこまでと思いました」と話した。