江本氏が見た中日ドラ2・吉田聖弥

　12日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人－中日』で解説を務めた江本孟紀氏が、プロ初登板となった中日のドラフト2位・吉田聖弥投手について言及した。

　吉田はファームで13試合・60回2/3を投げ、3勝4敗、42奪三振、防御率4.30の成績を残し、8月6日に一軍登録。12日の巨人戦でプロ初登板となった吉田は、0－4の7回に登板し、先頭の増田陸に四球を与えると、一死後、佐々木俊輔のバント安打と一塁・ボスラーの悪送球も重なり一、三塁のピンチを招き、泉口友汰に適時打を浴びた。1回・20球を投げ、2被安打、1失点だった。

　江本氏は吉田について「基本的にスピードがないですよね。急に良いピッチングはできないでしょうからね。自信たっぷりで一軍に上がってこないと。（ファームで）どれだけ投げたか、投げないと体ができないから。上がってきた瞬間に先発・完投するようなピッチャーを作っていかないと」と自身の見解を述べた。

（ニッポン放送ショウアップナイター）