◆ 高木氏「負けられないチームと、目標を失いつつあるチームの差が出た」
日本ハムは13日、ロッテとの対戦で3x-2とサヨナラ勝利を収めた。打線は9回、先頭の石井一成が四球で出塁。有薗直輝が空振り三振に倒れるも、続く清宮幸太郎が安打、代打・マルティネスが相手の失策で出塁し、一死満塁で水谷瞬がサヨナラ打を放った。
連敗を「4」で止め、逆転優勝へリスタートを切った日本ハム。13日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』に出演した高木豊氏が「絶対負けられない試合で、9回は執念を感じた。8番を打たされている清宮が、ちょっとモチベーションとしては下がるかも分からないがよく繋いだ」と語ると、斎藤雅樹氏は「そんなことを言っている場合ではないから、何とか繋いでという所だった」と分析。さらに高木氏が「マルティネスも執念で失策に持っていったみたいな」と印象を述べると、坂口智隆氏は「当たりは痛烈だった。本当に皆が繋ぐという意識を持っていた」と称賛した。
高木氏は「水谷はここまで無安打だったが、内容がすごく良かった。バットも振れていたし」と評価した上で「やはり負けられないチームと、目標をちょっと失いつつあるチームの差が出たような試合だったのかなと思う」とコメント。斎藤氏は「ソフトバンクがあれだけ走り始めているから、日本ハムとしては何とか着いていかないことには勝負にならないので」と首位争いに言及し、坂口氏は「こういう最終回のような執念が、日本ハムの復活というか調子を取り戻させてくれるのだなと思う」と今後の戦いに期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』