◆ 高木氏も「投手を代えるかなと思ったら」と驚きの声
西武は13日、ソフトバンクと対戦し3-5で敗れた。初回に打者一巡の猛攻を受け5失点すると、2回に柘植世那から炭谷銀仁朗に捕手を交代。その後は無失点に抑えた。
先発の松本航は初回5安打2四球5失点と苦しむも、2~5回は2安打1四球無失点と立ち直った。13日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』のMC・高木豊氏が2回の交代について「投手を代えるかなと思ったら捕手を代えてきてびっくりした」とコメントすると、解説の坂口智隆氏は「テンポとかいろいろあるのだとは思うが、明らかに変わった。ベテランの味というか、頼りになる。変化球の制球がなかなか定まらなかったが、あえていろんな球を投げさせて散らした。それで松本の良さもしっかり出てきたのではないかと思う」と交代の理由を分析。
同じく解説の斎藤雅樹氏は、自身の経験を踏まえて「もしこれをやられたら、投手としては打たれたのは自分だから、代えられた捕手に悪いことをしちゃったなと思う」と語るも、高木氏が「でも明らかにテンポも、出すリードも変わってきたといったら…」と問いかけると、斎藤氏は「それはそれでそういうこと(良かった)だと思いますけど」と苦笑した。
高木氏は最後に「こういうベテランがいるからできたのだろう。松本と柘植のバッテリーは、ファームでずっと組んでいたからセットで使ったみたい。だけど炭谷に代えて全く変わったので、炭谷がお見事だった」とチームを支えるベテラン捕手に称賛を送った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』