● ジャイアンツ 1-11 パドレス 〇
<現地時間8月13日 オラクル・パーク>
サンディエゴ・パドレスが同地区3位ジャイアンツとの敵地3連戦をスイープ。3番手としてリリーフ登板した松井裕樹投手(29)は2回無失点の好リリーフを見せた。
パドレスは2回表、ジェーク・クロネンワースの2点適時打で先制点を奪うと、フェルナンド・タティスJr.も2点適時打を放つなど打者11人の猛攻で一挙7得点。5回表にはトレード新加入のラモン・ロレアノが17号2ランを叩き込むなど2桁得点に到達し、試合を決定付けた。
投げては先発右腕ニック・ピベッタが7回途中1失点の好投で打線の援護に応え、チーム最多の今季12勝目をマーク。大量10点リードの8回裏からは松井裕樹が2イニング、打者6人を完璧に封じ、試合を締め括った。
5連勝を飾ったパドレスは今季成績を69勝52敗とし、ナショナル・リーグ西地区の単独首位に浮上。7月3日時点で最大9ゲーム離されていた差を一気にひっくり返し、数時間後にナイター戦を控える宿敵ドジャースの一歩前に出た。中1日を開け、現地15日からは敵地ロサンゼルスでドジャースとの首位攻防3連戦を予定している。
中4日での登板となった松井は、MLB移籍後最長タイとなる2回15球を投げて無安打、2奪三振、無失点の好投。ここまで46試合に登板して2勝1敗、3ホールド1セーブ、防御率4.80を記録している。