● ブルージェイズ 1-4 カブス ○
<現地時間8月13日 ロジャース・センター>
シカゴ・カブスがア・リーグ最高勝率のブルージェイズに勝利。鈴木誠也外野手(30)は「2番・指名打者」でフル出場し、5試合ぶりの打点を記録した。
カブスは3回表、マイケル・ブッシュが23号ソロで先制点を挙げると、5回表にはマット・ショウが10号ソロを放って2点をリードした。投げては新人右腕ケイド・ホートンがノーヒット投球を展開し、わずか64球で5回を終了。キャリア最多の8三振を奪う快投を見せ、今季MLB最長となる29イニング連続無失点を記録した。
ホートンは6回裏、この試合の初安打を許すなど二死一、二塁とピンチを作ったところで降板すると、2番手右腕アンドリュー・キトレッジが3番ゲレロJr.に適時打を浴び、7月9日のツインズ戦から続いた無失点記録がストップ。それでもブルージェイズ打線をこの1点のみに抑えて自身4連勝を飾り、今季7勝目を手にした。
鈴木は3点リードの8回表、一死二塁の好機で第4打席を迎えると、2番手右腕フィッシャーが外角低めに投じたスライダーをしぶとくセンター前に運び、ダメ押しの適時打。最終的に3打数1安打、1打点、1四球という内容で、今季成績を打率.249、27本塁打、85打点、OPS.820としている。
勝利したカブスは連敗を「2」で止めるも、地区首位ブリュワーズが12連勝。前日と変わらず7.5ゲーム差がついている。