○ ナショナルズ 3 - 2 フィリーズ ●
<現地時間8月14日 ナショナルズ・パーク>
ナショナルズの小笠原慎之介投手(27)が14日(日本時間15日)、本拠地でのフィリーズ戦に救援登板。味方打線の反撃を呼ぶ好リリーフを見せ、待望のメジャー初勝利(1敗)を挙げた。
メジャー再昇格後リリーフに回っている小笠原は、1-2と1点ビハインドで迎えた7回表、二死一塁の場面で3番手として登板。現在42本塁打をマークし、ドジャースの大谷翔平と本塁打王を争っている2番のシュワバーと対戦し、最後は1ボール2ストライク後の外角スライダーを振らせ雄叫びを上げた。
一人一殺の好リリーフで1点ビハインドをキープ。すると直後の7回裏、ナショナルズ打線は満塁の好機を作り、8番・テナの2点適時打で3-2と逆転した。
小笠原はシュワバーとの対戦のみで降板となり、これで2戦連続の無失点リリーフ。通算防御率は6.28も8月は5試合で同3.52となり、待望のメジャー初白星をつかんだ。