● ナショナルズ 2-6 フィリーズ ○
<現地時間8月15日 ナショナルズ・パーク>
フィラデルフィア・フィリーズが同地区4位ナショナルズとのカード2戦目に勝利。カイル・シュワーバー外野手(32)がナショナル・リーグ最多の43号本塁打、101打点目を記録した。
スコア2対2の7回表、二死一、二塁の好機でシュワーバーが第4打席を迎えると、3番手左腕ピルキントンの甘く浮いたスライダーを振り抜き、右翼2階スタンドへ飛距離456フィート(約139メートル)の43号3ラン。同地区ライバルの敵地球場に詰めかけたフィリーズファンによる“MVPコール”が巻き起こった。
さらに、フィリーズはブライス・ハーパーが2者連発の19号ソロを叩き込み、7回表に一挙4点を勝ち越した。9回裏には7月末のトレード期限で加入した守護神ジョアン・デュランが右足への打球直撃により降板を余儀なくされるも、緊急登板の右腕デービッド・ロバートソンが逃げ切って連敗ストップ。今季70勝目に到達し、試合終了時点で地区2位メッツとの差を5.5ゲームに拡大している。
4試合ぶりの一発を放ったシュワーバーは、大谷翔平(ドジャース)に並んでナ・リーグ本塁打部門の1位タイに浮上。また、MLB全体でもトップの101打点目を記録し、自身3シーズン連続となる大台到達を果たしている。