● レッズ 8-10 ブリュワーズ ○
<現地時間8月15日 グレートアメリカン・ボールパーク>
ミルウォーキー・ブリュワーズが同地区3位レッズとの乱打戦に勝利。1987年に並んで単一シーズンの球団最長記録となる13連勝を飾った。
ブリュワーズ先発は約2週間ぶりの復帰登板となった新人右腕ジェイコブ・ミジオロウスキー。初回から4本の単打を浴びて先制を許すと、2回裏には4者連続の四死球で押し出しを与え、わずか1回1/3でノックアウトを喫した。2番手左腕DL・ホールも打者5人による連続タイムリーを浴び、序盤にしてスコア1対8。この試合で連勝ストップかに思われた。
それでも打線は3回表、第1打席で24号ソロを放っていた4番クリスチャン・イエリッチが適時二塁打で反撃の狼煙を上げると、5番アンドリュー・ボーンが14号3ランで続くなど一挙5得点。続く4回表には一死満塁の好機でイエリッチが同点の2点適時打を放ち、試合を振り出しに戻した。
そして同点の6回表、先頭打者として第4打席を迎えたイエリッチは、3番手右腕バーローの外角スイーパーを逆方向に弾き返し、この試合2発目となる25号決勝ソロ。5打数4安打、5打点の活躍でチームを逆転勝利に導いた。
ブリュワーズは直近3試合連続で2桁得点、5試合連続で2桁安打と打線の勢いが止まらず、8月に入ってから無傷の13連勝を記録。30球団最多の貯金を「33」に増やし、地区2位カブスとの差を9ゲームに拡大している。