○ アスレチックス 10 - 3 エンゼルス ●
<現地時間8月15日 サター・ヘルス・パーク>
エンゼルスの菊池雄星投手(34)が15日(日本時間16日)、敵地でのアスレチックス戦に先発登板。2本塁打を浴びるなど4回5安打4失点で降板し、今季8敗目(6勝)を喫した。
初回、1番のランゲリアーズにいきなり先頭打者被弾。1ボール2ストライク後の94.8マイル(約153キロ)の高め直球を右中間席に運ばれた。そのあと安打と遊撃・ネトの失策で二死一、二塁のピンチを招くも、6番・ブルデーをカーブで三振斬り。先制は許したものの最少失点で凌いだ。
1-1の同点に追いついてもらった直後の2回は、三塁・モンカダの好守にも助けられ無失点。しかし3回、先頭から連打を許し無死一、三塁のピンチを招くと、4番・トーマスに初球のカーブを左中間スタンドに運ばれ勝ち越しを許した。その後も連続四球を与えるなど苦しんだが、バックの堅守に救われ追加失点はなし。だが、序盤はアスレチックス打線に粘れるケースが多く3回までに80球を要した。
4回はこの試合初めて3者凡退でゼロを刻むも、4回94球、5安打4失点、3奪三振3四球の内容で降板。5回4失点だった前回9日(同10日)のタイガース戦に続く4失点降板で、防御率は3.52に悪化した。
エンゼルスは救援陣も打ち込まれ、計14被安打10失点。連勝は「3」でストップし、菊池は7月24日(同25日)のマリナーズ戦以来となる黒星を喫した。