○ ドジャース 3-2 パドレス ●
<現地時間8月15日 ドジャー・スタジアム>
サンディエゴ・パドレスが同地区2位ドジャースとの首位攻防戦を黒星スタート。4番手としてリリーフ登板した松井裕樹投手(29)は3試合連続の無失点投球を果たした。
地区首位として3連戦を迎えたパドレスは2回表、7月末のトレード期限で加入したラモン・ロレアノが18号ソロを放ち、左腕クレイトン・カーショーから先制に成功。しかし、3回裏に2番手右腕ランディ・バスケスが無死満塁とピンチを招き、1番大谷翔平の二ゴロ、2番ベッツの中犠飛で2点を失った。
7回裏には回跨ぎの右腕ジェレミア・エストラダがテオスカー・ヘルナンデスに19号ソロを浴びて2点差に。さらに、四球を与えて無死一塁としたところで松井がマウンドに上がった。先頭の代打コールを四球で歩かせ走者を溜めたが、8番フリーランドを外角低めいっぱいのスプリットで見逃し三振。ダブルスチールで進塁を許しながらも、続く9番ロハスを遊ゴロに打ち取り、追加点を防いだ。
直後の8回表、3番手左腕ベシアの3四死球で一死満塁の絶好機を作るも、ルイス・アラエスの犠飛による1点止まり。二死一、二塁と続いたチャンスでマニー・マチャドが4番手右腕トライネンの登板第1球を狙ったが、遊飛に打ち取られた。9回表にも同点の走者を出したもののホームが遠く、連勝「5」でストップ。ドジャースにゲーム差無しで並ばれ、単独首位から陥落となった。
現地13日から移動日を挟んでの2連投となった松井は0回2/3、18球を投げて無安打、1四球、1奪三振、無失点という投球。ここまで47試合に登板して2勝1敗、3ホールド1セーブ、防御率4.73を記録している。