○ ドジャース 6-0 パドレス ●
<現地時間8月16日 ドジャー・スタジアム>
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(31)が現地時間16日のパドレス戦に「1番・指名打者」でフル出場。2試合ぶりの安打を含む3出塁を果たし、チームの連勝に貢献した。
パドレスの先発右腕シースに対する初回の第1打席、大谷は1球もスイングを仕掛けることなく四球で出塁すると、2番ムーキー・ベッツ、3番ウィル・スミスと3者連続四球でいきなり満塁。一死から5番テオスカー・ヘルナンデスの右犠飛で大谷が先制のホームを踏み、7番マイケル・コンフォートの2点適時打で幸先良く3点をリードした。
2回裏、一死からの第2打席でも四球を選ぶと、3番スミスも四球で繋いで二死一、二塁と再びチャンス。4番フレディ・フリーマンの右中間へのフライを中堅手メリルが落球する間に大谷とスミスの2者が生還し、追加点を挙げた。
4回裏の第3打席では、カウント2-2から外角低めのナックルカーブを鮮やかにセンター前へ弾き返し、3打席連続の出塁。得点には繋がらなかったものの、この安打で先発シースをマウンドから引きずり降ろした。
6点リードの6回裏、二死一塁の第4打席は3番手の松井裕樹と日本人対決。カウント0-1から真ん中付近のスイーパーを高々と打ち上げると、一塁ダグアウト付近で一塁手アラエスが好捕。一邪飛で松井に軍配が上がり、今季の対戦成績は4打数ノーヒットとなった。
この試合の大谷は2打数1安打、2得点、2四球という内容。今季成績を打率.283、43本塁打、OPS1.018にアップさせた。日本時間18日のカード第3戦では、パドレスのダルビッシュ有と今季初対戦を予定している。
ドジャースは序盤から5点を奪って試合の主導権を握ると、先発左腕ブレーク・スネルが6回無失点と好投し、今季3勝目をマーク。ブルペン陣も完封リレーで快勝を締め括り、今季パドレス戦の勝ち越しを決めた。