〇 レッドソックス 7-5 マーリンズ ●
<現地時間8月16日 フェンウェイ・パーク>
ボストン・レッドソックスがマーリンズとの本拠地カードを勝ち越し。吉田正尚外野手(32)は「5番・指名打者」でフル出場し、先制の2点タイムリーを放って勝利に貢献した。
2試合ぶりのスタメン出場となった吉田は初回の第1打席、二死二、三塁の好機で先発右腕クアントリルからライト前への先制2点タイムリー。カウント3-1から低めのカットボールを捉え、鋭い打球で一二塁間を破った。
レッドソックスは3回裏、トレバー・ストーリーが19号3ランを放つなどリードを6点に拡大。直後に第2打席を迎えた吉田は、カウント0-2から低めのスライダーをすくい上げ、ライト後方へ飛距離381フィート(約116メートル)の大飛球を運ぶも、右翼手マーシーがフェンス際で好捕。惜しくも今季3号本塁打とはならなかった。
5回裏の第3打席は2番手右腕ツーバーに対して二ゴロ、7回裏の第4打席は3番手左腕シンプソンに対して一ゴロと凡退が続き、この試合4打数1安打、2打点という内容。4試合連続安打と好調をキープし、今季成績を打率.260、2本塁打、OPS.709としている。
序盤から試合を優位に進めたレッドソックスは9回表に2点差まで反撃を受けるも、守護神アロルディス・チャップマンが試合を締めて2連勝。3カードぶりの勝ち越しを収め、地区首位ブルージェイズを5ゲーム差で追っている。