◆ 楽天打線を抑え込んだ直球に笘篠氏「打率3割の村林でも前に飛ばない」と感嘆
日本ハム・伊藤大海が17日、楽天戦に先発登板。7回100球・4安打8奪三振1死球2失点の力投でパ・リーグトップの12勝目を挙げた。
17日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』の解説・笘篠賢治氏は、伊藤の投球内容について「先に日本ハムが点を取って、伊藤がきっちりと試合を作ってくれた。もう立ち上がりからエンジン全開で、ストレートの質も見事だ」と評価し「そして打者が絞っているタイミングでストレートが来ても、前に飛ばない。打率3割を保っていて、ヤマを張って一発で仕留める能力がある村林一輝でも前に飛ばない。それだけのストレートを投げてねじ伏せていった。真っ直ぐがあるからまたスプリットも反応を速くしなければ打てないので、投げた瞬間に振り出してスプリットに手が出ないという形になっていたから、今日の伊藤は素晴らしかった」と感嘆の声を上げた。
番組MCの岩本勉氏は「前回のソフトバンク・モイネロとの投げ合いもすごく良い投球だった。オールスターが明けて、彼のモチベーションがうまくペナントにもう一度帰ってきているとは思えなかった試合が続いたが、好投手・モイネロと首位攻防戦を戦ったときに、一層燃えるものがまた帰ってきた。そのままの調子で今日マウンドに上がってくれた」と伊藤の心境の変化を分析した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』