◆ 自身初の二桁勝利ならずも「黙っていても通過する投手だと思うので…」
西武・隅田知一郎が17日、オリックス戦に先発登板。打線が5回までに6点を援護するも、5回裏に満塁弾、6回に2ランを浴び、6回89球・9安打5奪三振1四球6失点でマウンドを降りた。
自身初の二桁勝利を狙うも足踏みとなった隅田の投球に対し、17日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』に出演した岩本勉氏は「個人の10勝というのも全く意識がないわけではないが、チームを勝たせるためにどうしたらいいのかとなった時に、6点リードの後に走者を抱えてちょっと急いでいた」と指摘し「僕はよくコメントするが、時折魔を指す魔物がやってきて急がせる。ストライクの取り急ぎ、アウトの取り急ぎでどんどんゾーンが甘くなってきて、それは打者達からするとすごく自分の間合いに近づいてくるので、痛打されることも多い」と語った。
最後に岩本氏は「黙っていても二桁勝利は通過する投手だと思うので、その場の勝負で自分で自分を客観視する間を作るだけでかなり変わると思う」と助言を送った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』