◆ 立ち上がりに悔しい2被弾4失点
サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手(39)が現地時間17日のドジャース戦に先発登板。4回4失点という投球でリードを許して降板した。
中5日で首位攻防戦のマウンドに上がったダルビッシュは初回、先頭打者の大谷翔平に対し、カウント2-2から低めにこの試合最速95.6マイル(約153.9キロ)のフォーシームを投げ込むも、ライト前に弾き返されて右前安打。2番ベッツを四球で歩かせ、いきなり無死一、二塁とピンチを招いた。
そして一死の後、4番フリーマンをカウント0-2と追い込みながらも、ゾーンど真ん中に入った3球目シンカーを振り抜かれ、右中間スタンド中段への15号先制ソロを被弾。さらに、6番パヘスにも追い込んでからの低めスプリットを左翼スタンドに運ばれ、20号ソロで4点目を失った。
2回裏は先頭の8番フリーランドに四球を与えるも、大谷を左翼フェンス際での左飛に抑えるなど後続を断って追加点は与えず。3回裏には3番ウィル・スミス、先制弾の4番フリーマンから連続三振を奪い、この試合最初の三者凡退を記録した。4回裏にも6番パヘス、7番コンフォートを連続三振に仕留めるなど打者3人で斬り、2回以降はノーヒット投球を披露。2点差の5回裏から救援陣にバトンを託した。
この試合のダルビッシュは4回82球を投げて3被安打、2四球、5奪三振、4失点という投球。今季8度目の登板を終え、防御率5.97となっている。