先発登板したオリオールズ・菅野智之(写真=GettyImages)

◆ 自責無しの好投も、9回に救援陣逃げ切れず

 ボルティモア・オリオールズの菅野智之投手(35)が現地時間19日のレッドソックス戦に先発登板。5回1失点と好投するも、今季11勝目を挙げることはできなかった。

 中4日で同地区レッドソックスとの初対戦となった菅野は初回、2本の単打により二死一、二塁というピンチを招いた。ここで吉田正尚との日本人対決を迎えると、フルカウントから外角ボールゾーンへのスプリットを振らせて空振り三振。立ち上がりを無失点で切り抜けた。

 しかしスコアレスの3回裏、3イニング連続で先頭打者に安打を許し、二塁手ジャクソン・ホリデーの失策により無死一、二塁と再びピンチ。2番ブレグマン、3番デュランを打ち取って二死二、三塁とした場面、思わぬ形で先制点を献上した。

 4番ストーリーに対する2球目の直前、三塁走者ウォンを警戒して偽投を行ったところでボークが宣告された。MLBでは、1打席中にプレートを外す行為は2回までと定められており、3回目を行った場合には走者をアウトにする必要がある。この打席3度目となるプレート外しにより自身初のボークを犯し、三塁走者の生還を許した。

 それでも3回裏を最少失点で切り抜けると、4回裏には吉田をカウント2-2から内角低めのスイーパーで2打席連続の空振り三振に仕留め、この試合初めての先頭斬り。その後、二死二塁と得点圏に走者を背負ったが、8番トロを投ゴロに打ち取り、追加点は与えなかった。

 オリオールズ打線は5回表、ライアン・マウントキャッスル、コルトン・カウザーの連続タイムリーが飛び出すなどスコア3対1と逆転に成功。菅野は直後の5回裏をこの試合初めての三者凡退に抑え、勝利投手の権利を持って降板した。

 その後、オリオールズは2点リードの8回裏、無死満塁と絶体絶命のピンチを招くも、火消し投入の4番手右腕リコ・ガルシアが吉田らクリーンアップを3者連続三振に斬り、リードを守った。しかし9回裏、新人右腕ヤラミル・ヒラルドが7番ローに17号同点2ランを浴び、菅野の白星は消滅。試合はスコア3対3の同点で延長タイブレークに持ち込まれた。

 この試合の菅野は5回85球を投げて5被安打、無四球、3奪三振、1失点(自責無し)という投球で勝敗付かず。ここまで24試合に登板して10勝5敗、防御率3.97を記録している。

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ベースボールキング編集部

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