○ ナショナルズ 5-4 メッツ ●
<現地時間8月20日 ナショナルズ・パーク>
ニューヨーク・メッツが同地区最下位ナショナルズとの敵地2戦目に惜敗。先発登板した千賀滉大投手(32)は6回途中5失点という投球で今季8敗目を喫した。
中5日で敵地マウンドに上がった千賀は初回、先頭打者ウッドを見逃し三振に仕留めると、2番エイブラムスを遊飛、3番ベルは空振り三振に打ち取り三者凡退の好スタート。2回裏にも凡打を重ね、わずか8球で打者3人を斬った。
しかし3回裏、2四球と捕手の打撃妨害により一死満塁とピンチを招くと、2番エイブラムスに先制の適時内野安打、3番ベルに犠飛を許して2失点。続く4回裏には3本の長打を浴び、さらに2点を失った。打線が1点を返した直後の5回裏には3番ベルに16号ソロを運ばれ、今季ワーストの5失点目となった。
6回表にも打線が奮起して1点差まで詰め寄ったが、千賀は6回裏の先頭打者ライルに安打を許したところで投手交代。5回0/3、84球を投げて6被安打、2四球、4奪三振、5失点(自責4)という投球だった。
その後、メッツ打線は小笠原慎之介らナショナルズのブルペン陣の前に得点圏のチャンスを作ることすらできず、1点差のまま試合終了。連勝が「3」でストップした。
6月中旬までに7勝、防御率1点台と好発進を見せた今季の千賀だったが、7月11日のロイヤルズ戦で右太もも痛から復帰して以来、7試合連続で白星無し。今季20戦目を終えて成績は7勝5敗、防御率2.58となっている。