○ ナショナルズ 5-4 メッツ ●
<現地時間8月20日 ナショナルズ・パーク>
ワシントン・ナショナルズが同地区2位メッツに勝利。3番手としてリリーフ登板した小笠原慎之介投手(27)は1回無失点に抑え、MLB初ホールドを記録した。
千賀滉大に対するナショナルズ打線は3回裏、2四球と捕手の打撃妨害により一死満塁の好機を作り、2番C.J.エイブラムスがこの試合初安打となる適時内野安打を放って先制。5回裏には3番ジョシュ・ベルが16号ソロを放つなど、千賀から5得点を挙げた。
小笠原はスコア5対4、1番打者から始まる7回表に登板。先頭打者リンドアを一飛、2番ソトは二ゴロとテンポよく打ち取ると、途中出場の3番マルテをカウント0-2から低めのナックルカーブで空振り三振。わずか10球で三者凡退の好リリーフを果たし、リードを守り抜いた。
7月に先発投手としてMLBデビューを飾った小笠原は、8月の再昇格からブルペンに回り、現地14日のフィリーズ戦で初勝利をマーク。ここまで9試合に登板して1勝1敗1ホールド、防御率5.50を記録している。