○ エンゼルス 2 - 1 レッズ ●
<現地時間8月19日 エンゼル・スタジアム>
エンゼルスの菊池雄星投手(34)が20日(日本時間21日)、本拠地でのレッズ戦に先発登板。勝利投手の権利は得られなかったものの7回1失点の好投を見せチームの連敗ストップに貢献した。
初回はテンポ良く3者凡退スタート。2回は先頭からの連打で無死一、三塁のピンチを招いたが、6番・スティアをカーブで空振り三振に仕留めたあと、続くトレビノは注文通りの二ゴロ併殺に仕留めゼロを刻んだ。
0-0のまま迎えた3回は先頭打者に二塁打を許し、次打者は連続三振に仕留めたものの、二死二塁から2番・マルテに左前適時打を浴び先制を許した。
それでも、4回以降は再び要所を締め無失点投球。1-1の同点で迎えた6回は右翼・アデルの緩慢な守備(記録は右前打)などもあり無死一、二塁のピンチを招いたものの後続をピシャリ。7回88球、7安打1失点、4奪三振無四球の好投を見せたが、同点時で降板したため今季7勝目を預け。防御率は3.42に良化した。
エンゼルス打線は菊池を援護できなかったものの、8回に2番・レンヒーフォの左前適時打で勝ち越しに成功。これが決勝点となり、2番手のデトマーズが今季4勝目(3敗)をマークした。エンゼルスは接戦を制し連敗を「2」でストップ。今季の通算成績は61勝66敗となった。