○ パドレス 8-1 ジャイアンツ ●
<現地時間8月20日 ペトコ・パーク>
サンディエゴ・パドレスが同地区3位ジャイアンツとのカード3戦目に快勝。3番手としてリリーフ登板した松井裕樹投手(29)は5試合連続の無失点リリーフを記録した。
直近4試合連続で初回に先制点を与えているパドレス。この試合も1回表、先発左腕JP・シアーズが2番ディバースに右翼フェンス越えへの大飛球を浴びるも、右翼手フェルナンド・タティスJr.がホームランキャッチに成功。課題の立ち上がりを無失点に抑えた。
直後の1回裏、失点阻止のタティスJr.が二塁打を放ってチャンスメイクを果たすと、4番ライアン・オハーンの適時打で先制のホームイン。2回裏には6番ギャビン・シーツが16号ソロを放って追加点を挙げた。3回裏にも3番マニー・マチャドの21号ソロ、シーツの2打席連発となる17号3ランも飛び出し、序盤から試合の主導権を握った。
6点リードの8回表に登板した松井は、9番ベイリーを空振り三振、1番ラモスを一飛とテンポよく二死を奪ったが、2番ディバース、3番アダメスに連続四球を与えたところで投手交代。それでも4番手右腕デービッド・モーガンがこのピンチを無失点で切り抜けた。
パドレスは7回裏にオハーンの16号ソロ、8回裏にはタティスJr.の適時打によりダメ押しの2点を追加。同地区相手に2連勝を収め、同日の試合に敗れた地区首位ドジャースまで1ゲーム差に迫っている。