◆ 大谷翔平に対して2打数無安打
サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手(39)が現地時間22日のドジャース戦に先発登板。6回1失点という投球で今季3勝目の権利を持って降板した。
中4日で首位ドジャースとの再戦マウンドに立ったダルビッシュ。前回登板で2被弾を喫した初回は、先頭打者の大谷翔平を一ゴロに打ち取るなど三者凡退。2回表も打者3人を打ち取り、課題の立ち上がりを無失点とした。
3回表、一死から新人フリーランドに甘く入ったスイーパーを振り抜かれての1号先制ソロを浴びたが、結果的に許した安打はこの一本のみ。一死一塁で迎えた大谷との2打席目では、内角ボールゾーンのカットボールを痛烈に弾き返されるも、右翼手タティスJr.の正面に飛んで右直。2番ベッツを三ゴロとし、最少失点で切り抜けた。
4回表は3番スミス、5番テオスカー・ヘルナンデスから三振を奪い、クリーンアップの好打順を封じた。打線がその裏、マニー・マチャドの同点適時打、ザンダー・ボガーツの犠飛で逆転に成功。援護を貰ったダルビッシュは直後の5回表、先制弾のフリーランドを三球三振に仕留めてこの回も三者凡退とし、勝利投手の権利を獲得した。
1点リードの6回表、先頭の9番ケネディにレフト前へのライナーを運ばれるも、左翼手ギャビン・シーツがスライディングキャッチに成功。ダルビッシュもマウンドから拍手を送り、バックの好守備を讃えた。続く大谷を四球で歩かせたが、2番ベッツを三ゴロ併殺に打ち取り、この回限りで降板。6回74球を投げて1被安打、2四死球、5奪三振、1失点という投球だった。