セ・リーグ

大矢氏、ここ最近の阪神・佐藤輝明は「ボール球にバットがとまらない状態」

阪神・佐藤輝明

 23日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-阪神』で解説を務めた大矢明彦氏が、ここ最近の阪神・佐藤輝明について言及した。

 試合前まで本塁打と打点リーグトップの佐藤は2-0の初回一死走者なしの第1打席、山野太一が2ボール2ストライクから投じた5球目のスライダーに空振り三振。続く2-1の4回無死走者なしの第2打席は、山野が1ボール2ストライクから投じた4球目の146キロストレートに見逃し三振。

 この三振に大矢氏は「最初のストライクが低いと思って逃しているんですけど、始まった時もそうでしたけど、左のアウトローが広いので、あそこが気になると左は打ちにくいですよね」と話した。

 佐藤は2-1の6回一死一塁の第3打席も、山野が1ボール2ストライクから投じた5球目の外角スライダーに手を出し空振り三振。2-1の8回一死満塁の第4打席、木澤尚文が2ボール2ストライクから投じたシュートの前に空振り三振。大矢氏は「全く自信がなかったんですね。自分の待っているボールが来る来ない以前にどうやったら打ったらいいかわからない空振りでしたよね」と解説した。

 2-2の11回無死走者なしの第5打席は、大西広樹が1ボール2ストライクから投じた4球目のシュートを打つも一ゴロ。この日の佐藤は5打数0安打4三振だった。

 ここ最近の佐藤について大矢氏は「ボール球にバットが止まらない状態ですね。自分の方でタイミングを崩していますよね」と指摘した。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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