● エンゼルス 1 - 12 カブス ○
<現地時間8月23日 エンゼル・スタジアム>
カブスの鈴木誠也外野手(31)が23日(日本時間24日)、敵地でのエンゼルス戦に「3番・指名打者」でフル出場。5打数1安打の打撃結果で打率は.243、OPSは.797にダウンした。敵地で大勝したカブスは貯金20。同地区首位・ブリュワーズとのゲーム差を「6」に縮めた。
鈴木は初回の第1打席、二死無走者でエンゼルスの先発右腕・メデロスと対戦。1ボール2ストライク後のど真ん中に来たスイーパーに反応できず見逃し三振に倒れた。
再び二死無走者だった3回の第2打席は3ボール1ストライク後の内角シンカーに詰まらされ三ゴロ。5回の第3打席は無死二塁の好機だったが、2番手右腕・ゼファジャンの前に見逃し三振に倒れた。
10-0と大量リードで迎えた6回の第4打席はラッキーな二塁への内野安打。3球目のスライダーを打ち損じた打球は一・二塁間に転がるボテボテのゴロだったが、深追いした一塁手のもたつきもあり3試合ぶりの安打をマークした。
11点リードで迎えた8回の第5打席は、内野手のペラザが投じた超スローボールを打ち損じ中飛。この日は5打数1安打、2三振の結果に終わった。
カブスは2番・タッカーが先制の20号2ランとダメ押しの21号3ランを放つなど3安打5打点の大活躍。4回には9番・マグワイアに7号満塁弾が飛び出し、効率のよい一発攻勢で12得点を記録した。
これで今季の通算成績は75勝55敗で貯金20。メジャー最高勝率を誇る同地区首位・ブリュワーズとのゲーム差を「6」に縮め、ポストシーズン進出となるワイルドカード(WC)単独1位(3位までが進出圏)の座をキープした。