ベースランニングするロッテ・髙部瑛斗[撮影=岩下雄太]

○ ロッテ 2 - 0 西武 ●
<19回戦・ZOZOマリン>

 マリーンズらしい“足を使った攻撃”で先制点をもぎ取った。

 0-0の5回先頭の髙部瑛斗が西武先発・隅田知一郎からレフト線に二塁打を放ち出塁するも、続く友杉篤輝が送りバントを試みるも投飛。嫌な流れを断ち切ったのが髙部の足だった。藤原の初球、セーフティバントの構えを見せるもバントはせず、スタートを切っていた二塁走者・髙部が三塁盗塁成功。吉井理人監督は試合後、あの場面について「あれは作戦通りです」と一言。

 一死三塁となり、藤原がファーストへゴロを放つ。西武のファースト・ネビンがホームに送球するも、ヘッドスライディングした髙部の手が速くホームベースに突き、先制点をもぎ取った。

 吉井監督は「ギャンブルスタートだったんですけど、ライオンズのファーストもいいボールを投げたので、ギリギリだったんですがよく走ってくれました」と髙部を評価した。

 髙部も「求められている部分だと思うので、なかなかこういうことはないので1点取れてよかったです」と振り返った。

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