阪神がヤクルトに快勝。首位を独走する虎が、このカード2勝1分けとした。この日はエースらしいピッチングと目覚めた主砲の活躍が勝利へ導いた。
3回に1点を先制した阪神は、4回に佐藤輝明が豪快な一発を放ち2点差とすると、1点差に迫られた6回に先発の才木浩人が押し出し四球を選び自らを楽にした。才木は7回2/3を1失点でまとめると、打線は8回に大量5点を挙げ、結果的には8-1の大勝となった。
24日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた坂口智隆氏は「連戦でリリーフ陣をたくさん使ってたんで、長い回投げれくれたのは大きいですよね。これで勝利数と防御率の2冠が見えてきたわけです」と才木の投げっぷりを絶賛。
解説として出演した齊藤明雄氏も「才木は阪神タイガースのエースですからね。常に7回以上投げなきゃいけないピッチャーですけどね」としながらも「今日も安定感あるピッチングしたなという感じに見えましたしね。打たれたバッターに思い切ってインサイド攻める強気のピッチングが1番いいんじゃないですか」とホームランを打たれた村上宗隆を次打席で三振に打ち取った点にも注目した。
また17打席ノーヒットながらホームランを含む2安打2打点とお目覚めの佐藤輝明に坂口氏は「この2試合スワローズバッテリーが上手く攻めて崩してたんですけども、その中で来た甘い球を逃さずに打ったのが大きかったですよね」と失投を見逃さなかった点を評価すると、もうひとりの解説者の江本孟紀氏も「ちょっとヒットは出なかったんですけどね、これまた火がつきましたね。もう本来の佐藤ですよ」と復調に太鼓判を押していた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』