◆ 首位攻防最終戦で45号ダメ押し弾
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(31)が現地時間24日のパドレス戦に「1番・指名打者」で先発出場。第5打席で45号本塁打を放った。
パドレス先発は今季13勝を挙げている右腕ピベッタ。初回の第1打席で四球を選んで出塁すると、2番ムーキー・ベッツが中前安打、3番フレディ・フリーマンが四球で無死満塁とチャンスメイク。4番テオスカー・ヘルナンデスの放った中堅フェンス際への大飛球は中堅手ロレアノに好捕されたものの、先制犠飛として大谷が本塁生還を果たした。
3回表、再び先頭での第2打席はカウント1-2から高めボールゾーンのシンカーに手を出して空振り三振。1点を追う5回表の第3打席ではカウント1-2から真ん中付近のフォーシームを振り抜くも、センター定位置付近への中飛に倒れた。
ドジャースは同点の7回表、ダルトン・ラッシングの3号3ランで勝ち越しに成功。一死走者無しで第4打席を迎えた大谷は、2番手右腕エストラダに対して空振り三振。その直後、フレディ・フリーマンが2打席連発の18号2ランを放ち、一挙5点を勝ち越した。
そして9回表の第5打席、一死走者無しで松井裕樹との日本人対決を迎えると、カウント1-2から高めいっぱい球速94.1マイル(約151.4キロ)のフォーシームを強振。右中間スタンドへ45号ソロを叩き込み、ダメ押しの追加点を奪った。
大谷はこの第5打席まで12打席連続ノーヒットと苦しむも、待望の今カード初安打で本塁打。カイル・シュワーバー(フィリーズ)に再び追いつき、ナショナル・リーグ本塁打部門のトップタイに浮上している。