● エンゼルス 3-4 カブス ○
<現地時間8月24日 エンゼル・スタジアム>
シカゴ・カブスが敵地でのエンゼルス3連戦をスイープ。鈴木誠也外野手(31)は「3番・指名打者」でフル出場し、2試合連続安打を含む2出塁を記録した。
連勝中のカブスは、2016年のワールドシリーズ制覇に貢献し、昨季までチームに所属したベテラン右腕ヘンドリックスと対峙。初回に1点先制を許すも、3回表にカイル・タッカーの左前適時打で同点。4回表にはニコ・ホーナーが左中間への適時二塁打を放ち、試合をひっくり返した。
5回表には一死一、二塁の好機で鈴木が左前安打を放ち、満塁としたところで先発ヘンドリックスをノックアウト。2番手左腕チェイフィンからピート・クロー・アームストロングの右犠飛、カーソン・ケリーの右前適時打で貴重な追加点を挙げた。
投げては先発右腕ジェームソン・タイヨンが5回1失点と好投し、今季9勝目をマーク。1点差の9回裏には守護神ダニエル・パレンシアが一死一、二塁とピンチを招きながらも、連続三振で試合を締めて今季20セーブ目。逃げ切ったカブスは7月1日からのガーディアンズ3連戦以来となるスイープに成功し、地区首位ブリュワーズとの差を5ゲームとしている。
鈴木は6回表、二死満塁の好機で第4打席を迎えるも、3番手右腕シルセスに対して遊ゴロに倒れ、9回表の第5打席は四球出塁。4打数1安打、1四球、1三振という内容で、今季成績は打率.243、27本塁打、OPS.796となっている。