○ メッツ 13 - 3 フィリーズ ●
<現地時間8月25日 シティ・フィールド>
メッツの千賀滉大投手(32)が25日(日本時間26日)、本拠地でのフィリーズ戦に先発。5回途中6安打3失点で降板し、今季8勝目はお預けとなった。
初回、先頭のターナーにいきなり左中間突破の三塁打を許すと、続くシュワバーの二ゴロで三走・ターナーが生還。打者ふたりで先制を許した。3回は一死からシュワバーに四球を与えると、続くハーパーには右前打を許し、送球間にそれぞれ進塁され一死二、三塁のピンチ。4番・リアルミュートは空振り三振に仕留め二死まで漕ぎつけたが、続くボームに右前2点適時打を浴び0-3となった。
4回は先頭から内野安打と四球で無死一、二塁としたが、ここは後続を退け無失点。しかし、3-3の同点に追いついてもらった直後の5回、先頭のリアルミュートに死球を与えてしまい、ここで降板となった。
4四死球を記録するなど制球に苦しみ、4回0/3で93球、6安打3失点、4奪三振の登板結果。防御率は2.73となり、これで右太もも痛から復帰して以降、8試合連続白星なしとなった。
メッツは打線が奮起し、終わって見れば14安打13得点の猛攻で同地区首位のフィリーズに逆転勝ち。今季の通算成績は70勝61敗で貯金9となり、ポストシーズン進出圏内となるワイルドカード3位の座を守った。