● メッツ 1-5 マーリンズ ○
<現地時間8月31日 シティ・フィールド>
ニューヨーク・メッツが同地区3位マーリンズとの本拠地4連戦に負け越し。先発登板した千賀滉大投手(32)は5回途中5失点という投球で今季6敗目を喫した。
2021年のサイ・ヤング賞右腕アルカンタラとの投げ合いとなったこの試合。中5日で先発マウンドに上がった千賀は、先頭打者エドワーズをフォークで空振り三振に仕留めるも、後続への四球と安打で一死一、三塁とピンチを招き、4番ロペスの中犠飛で先制点を献上。2回表は3者連続三振を奪い、立ち直ったかに思われた。
3回表の二死から2番マーシーに右中間への二塁打を浴びると、3番ラミレスにゾーンど真ん中への失投となったスイーパーを振り抜かれ、19号2ランを被弾。4回表にも先頭の5番ヒックスに左翼線への二塁打を許し、6番ヘルナンデスの右前適時打で4点目を失った。
5回表にも先頭打者の二塁打をピンチを招くと、1番エドワーズのバントヒットに三塁手ブレット・ベイティの悪送球が絡んで5失点目。二死から四球を与えたところで投手交代が告げられた。
序盤から先行を許したメッツは先発アルカンタラの前に1得点と抑え込まれ、同地区カードを1勝3敗で負け越し。前カードでは地区首位フィリーズに3連勝を収めたものの、試合終了時点でその差6.5ゲームに広がっている。
この試合の千賀は4回2/3、75球を投げて7被安打、2四球、6奪三振、5失点という投球。右太もも痛による離脱まで防御率1点台をマークしていたが、7月11日のロイヤルズ戦で復帰してから9登板続けて白星付かず、復帰後は防御率5点台と低迷。今季23試合目の登板を終え、成績は7勝6敗、防御率3.02となっている。