○ カブス 7x-6 ブレーブス ●
<現地時間9月1日 リグリー・フィールド>
シカゴ・カブスが東地区4位ブレーブスとの本拠地カード初戦にサヨナラ勝ち。鈴木誠也外野手(31)は「3番・指名打者」でフル出場し、4試合連続安打をマークした。
鈴木は1点を追う初回の第1打席、先発右腕ストライダーの低めスライダーを捉え、左前安打で出塁。直後に今季5個目の盗塁を決めてチャンスを作ったが、4番イアン・ハップが二ゴロに倒れ、得点には繋がらなかった。
カブスは先発右腕コリン・レイが序盤に3点リードを許すも、4回裏に4番ハップが2試合連発の19号ソロを放って反撃開始。一時5点差まで離されながらも、5回裏に9番マット・ショウの適時二塁打、続く6回裏には8番ダンズビー・スワンソンの2点適時二塁打で3点を返した。
その後、新加入の3番手右腕アーロン・シバーレが8回までの3イニングを無失点に封じると、8回裏に6番カーソン・ケリーが14号同点2ランを放って、試合を振り出しに。同点の9回裏には二死一塁とサヨナラの走者を置いて鈴木の第5打席を迎えたが、5番手右腕ブレビアに対して左飛に終わり、延長タイブレークに突入した。
そして延長10回裏、二死三塁の好機で6番ケリーが左翼線に安打を運び、三塁走者の鈴木がサヨナラのホームイン。5年ぶりのポストシーズン進出に向け、勝負の9月で好スタートを切った。
この試合の鈴木は5打数1安打、1得点、1盗塁、1三振という内容。今季成績を打率.247、27本塁打、OPS.798としている。