◆ 打撃開眼のUTプレイヤーがパンチ力を発揮
阪神の熊谷敬宥が2日、6番・遊撃手でスタメン出場し、プロ初ホームランを放った。
3回、佐藤輝明が2ランを放ち、続く大山悠輔が四球を選び巡ってきた熊谷の打席だった。中日先発・マラーの6球目カットボールを捉え、阪神ファンが待つ左翼スタンドへ運んだ。
この熊谷のホームランについて、2日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説者として出演した佐伯貴弘氏は「2点を追加して、さらに何かが欲しいこの場面。広いバンテリンドームでスタンドへ持っていった。最高のバッティングでした」と称えた。さらに、今季ここまでの活躍を振り返って、「代走、守備固めからレギュラーを掴もうかというところまで来ている。何とか掴んでほしいですね」とし、「今日はホームランを打ったんですけど、ホームランを打つバッターではないと考えているのでその後の打席のヒットに目が行った。これが彼本来のバッティングだと思うので崩さないようにいってほしいですね」と大きい当たりを狙って打撃を崩すことがないように、と注意した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』