○ ナショナルズ 10-5 マーリンズ ●
<現地時間9月3日 ナショナルズ・パーク>
ワシントン・ナショナルズが同地区4位マーリンズとの本拠地3連戦をスイープ。小笠原慎之介投手(27)は5番手としてリリーフ登板し、最終回を三者凡退で締めた。
今カード初戦で8連敗から脱出したナショナルズ。本拠地での今季初スイープを懸けたこの試合は、初回に4番ルイス・ガルシアJr.、6番ホルヘ・アルファロによる2本のタイムリーで3点を先制。9番ナシム・ヌニェスがキャリア1・2号の本塁打を放つなど中押し、ダメ押しの得点を加え続けた。
スコア10対5の9回表に登板した小笠原は、先頭の1番エドワーズを遊ゴロに打ち取り、2番ラミレスは外角低めのチェンジアップで空振り三振。最後は3番マーシーを低め93.4マイル(約150.3キロ)のフォーシームで見逃し三振に仕留め、チームを3連勝に導いた。
小笠原は現地8月31日の前回登板レイズ戦に続き、2三振を奪いながら三者凡退に抑える好リリーフ。8月の再昇格後はブルペンに転向し、ここまで12登板で防御率3.93。今季通算では14試合に登板して1勝1敗1ホールド、防御率5.40を記録している。