○ パイレーツ 5-3 ドジャース ●
<現地時間9月4日 PNCパーク>
ロサンゼルス・ドジャースが中地区最下位パイレーツに3連敗。大谷翔平選手(31)は「1番・指名打者」でフル出場するも、ノーヒットに終わった。
昨季ナショナル・リーグ新人王の右腕スキーンズに対し、初回の第1打席はカウント2-2から高め98.8マイル(約159.0キロ)のフォーシームで空振り三振。3回表、二死二塁の好機だった第2打席は四球で出塁を果たすも、後続倒れて先制点には繋がらなかった。
5点ビハインドの6回表、先頭での第3打席はスイーパー、チェンジアップと変化球2球で追い込まれてから3球目、外角高め98.3マイル(約158.2キロ)のフォーシームで空振り三振。現地4月25日の前回対戦を合わせ、スキーンズとの今季対戦は5打数無安打、1四球、3三振という内容に終わった。
8回表、3番手のサイドスロー左腕シスクに対する第4打席では二飛に打ち取られ、この試合3打数無安打、1四球、2三振。3試合連続安打が途切れ、今季成績は打率.279、46本塁打、OPS.993にダウンした。
ドジャースは先発左腕ブレーク・スネルが5回5失点と打ち込まれ、自身3連敗の今季4敗目。打線は先発スキーンズらパイレーツ投手陣に対して8回まで無得点と抑え込まれた。9回表に3点を返すも、反撃及ばず手痛いスイープ負け。地区2位パドレスとの差が2ゲームとなっている。
なお、7試合の直接対決を残す地区3位ジャイアンツとの差が7ゲームに縮まり、自力優勝の可能性が復活。ドジャースの地区優勝マジック「20」は消滅となった。