◆ 今季4度目マルチ本塁打で菅野智之を撃破
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(31)が現地時間7日のオリオールズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。第1打席で47号、第2打席で48号本塁打を放った。
オリオールズ先発は菅野智之。NPB時代の2015年以来、MLBでは初の対戦となった。初回の第1打席、カウント1-0から外角高めのシンカーを振り抜くと、打球速度109.8マイル(約176.7キロ)、飛距離411フィート(約125メートル)の放物線が右中間スタンドに着弾。連敗ストップに向け、5試合ぶりとなる本塁打で貴重な先制点を奪った。
3回表、再び先頭で第2打席を迎えると、カウント2-0から内角のフォーシームをフルスイングで弾き返し、確信の48号ソロ。バックスクリーン右へ打球速度108.2マイル(約174.1キロ)、飛距離399フィート(約122メートル)の一発を運んだ。さらに、2番ムーキー・ベッツが2者連発の16号ソロで続き、リードを3点に拡大した。
大谷は今季12本目の先頭打者アーチに続き、現地6月14日のジャイアンツ戦以来となるマルチ本塁打を記録。49本塁打でナショナル・リーグ1位に立つカイル・シュワーバー(フィリーズ)まで1本差に迫っている。