● カブス 3-6 ナショナルズ ○
<現地時間9月7日 リグリー・フィールド>
シカゴ・カブスが東地区最下位ナショナルズにカード負け越し。鈴木誠也外野手(31)は「3番・右翼手」でフル出場し、5試合ぶりとなる今季90打点目を記録した。
1勝1敗で迎えたカード最終戦。カブスは2回裏にカーソン・ケリーの15号ソロで1点を先制。5回表に1対1の同点に追いつかれたが、その裏に二死一、二塁と好機を作ると、第3打席の鈴木が一時勝ち越しのタイムリー。2番手右腕ビーターの内角高めフォーシームをレフト前に運び、すぐさまリードを取り返した。
8回裏にはケリーがこの試合2発目となる16号ソロで追加点を挙げるも、守護神ダニエル・パレンシアが誤算となった。9回表の先頭打者ハッセルに3号ソロを浴びると、3番ベルにも17号逆転3ランを打たれるなど一死も奪えず5失点の大炎上。手痛い連敗を喫し、地区首位ブリュワーズとの差が7.5ゲームに広がった。
鈴木は9回裏、二死一、二塁と一発出れば同点の好機で第5打席を迎えたが、二ゴロに打ち取られて試合終了の打者に。5打数1安打、1打点という内容で、今季成績は打率.243、27本塁打、90打点、OPS.786。ナショナル・リーグ打点部門では大谷翔平(ドジャース)と並び、6位タイに入っている。