○ ロッテ 4 - 2 オリックス ●
<21回戦・ZOZOマリン>
ロッテの河村説人が8日のオリックス戦に先発し、5回・83球を投げ、6被安打、3奪三振、1失点で22年5月11日の楽天戦以来となる白星を手にした。
8月14日の日本ハム戦以来の先発となった河村は初回、先頭の廣岡大志、西川龍馬の連打で一、二塁のピンチを招く。太田椋の右飛で二塁走者・廣岡のタッチアップで一、三塁とされると、頓宮裕真に先制の適時打を許した。続く中川圭太を一邪飛、森友哉を遊飛で、1回は27球、3本の安打を打たれたが、なんとか最少失点で切り抜ける。
すると、その裏、打線が上田希由翔の2点適時打、安田尚憲の犠飛で3点を奪い逆転。「初回はちょっと終わらない感じがしたので苦しかったんですけど、2回から切り替えてできたのでよかったです」。2点のリードをもらった河村は2回以降も粘りのピッチングで、スコアボードに0を並べ、勝利投手の権利となる5回を投げ降板。6回以降はリリーフ陣がリードを守り切った。
河村は「決して良くはなかったですけど、野手の助けもありながら粘り強く投げられました。初回は苦しかったですが。髙部にいっぱい守ってもらいました」と振り返った。