◆ 初回二死から痛恨の4連打3失点
シカゴ・カブスの今永昇太投手(31)が現地時間8日のブレーブス戦に先発登板。6回3失点という投球でリードを許してマウンドを降りた。
中5日で敵地マウンドに上がった今永は初回、二死から3番アルビーズに16号先制ソロを被弾。さらに、4番の金河成に中前安打を許すと、5番ボールドウィンに右中間フェンス直撃の適時二塁打、6番アクーニャJr.には左前適時打を浴び、3点目を失った。続く7番ハリス3世には初球を右翼ポール際に運ばれるも、審判団の協議の末に判定覆り、2ラン本塁打は取り消しに。結果的に二ゴロに打ち取って初回を切り抜けた。
その後は立ち直りを見せ、2回裏を三者凡退。3回裏には先頭の2番オルソンに安打を許したが、先制弾の3番アルビーズから空振り三振を奪うなど後続3人を断った。そのまま6回終了まで、打者12人をパーフェクトに抑え続けて降板。2点ビハインドの7回表から2番手右腕アーロン・シバーレがマウンドに上がった。
この試合の今永は6回80球を投げて5被安打、無四球、4奪三振、3失点という内容。2回以降は修正力を発揮して7登板連続のクオリティ・スタートを達成したが、2年連続のシーズン2桁勝利は次回登板にお預けとなった。今季22戦目の登板を終え、防御率3.21となっている。