◆ メッツとの首位攻防4連戦を前に離脱者
フィラデルフィア・フィリーズは現地時間8日、トレイ・ターナー内野手(32)が右ハムストリング痛、アレク・ボーム内野手(29)が左肩の張りにより、それぞれ10日間の負傷者リスト(IL)に入ることを発表した。
ターナーは現地7日の敵地マーリンズ戦、7回表の第4打席で遊ゴロを打った直後の走塁で右足を痛め、そのまま途中交代。フィリーズ加入3年目の今季は1番打者、正遊撃手として140試合に出場して打率.305、15本塁打、36盗塁、OPS.814の好成績をマーク。8月以降は打率.351、OPS.937と調子を上げ、同7日時点でナショナル・リーグ打率部門のトップに立っていた。
ボームは7月に負った左肋骨の骨折に続き、今季2度目のIL入り。MLB6年目の今季は正三塁手として111試合に出場し、打率.272、9本塁打、OPS.737を記録していた。フィリーズのロブ・トムソン監督によると、数日に渡って左肩の痛みを抱えながら出場を続けていたという。
また、トムソン監督はターナーが軽症であることを伝え、ポストシーズン開幕前の復帰を示唆。ボームは最短の10日間で復帰できる見通しだという。離脱の2選手に代わってマット・ケンプ、ドノバン・ウォルトン両内野手がメジャーへ昇格している。