◆ 直接対決は残り2試合!池田氏「どういうゲーム差で入るかというのが非常に緊張感を変える」
10日現在のパ・リーグは、首位・ソフトバンクの優勝マジックが「15」、2位・日本ハムが3ゲーム差で追う展開となっている。
10日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』では、一騎打ちの様相を呈しているパ・リーグの優勝争いに注目。解説の池田親興氏は「9日の直接対決でエースを両方持っていった時に、日本ハムが勝って3ゲーム差にした。ソフトバンクが勝っていれば5ゲーム差になっていたので、その試合を取ったか取らないかでまた難しい状況になった」と分析した。
MCの高木豊氏が「ただソフトバンクはオリックス戦を得意としているが、8試合残っている」と指摘するも、池田氏は「やはりオリックスも必死で食らいついてくる試合になるので、今までの相性が良いからというのが当てになるかどうかは分からなくなってくる。マジックが点いているというのだけが一応の心の支えになるかなと思う」とソフトバンクにとって予断を許さない状況だと述べた。
もう1人の解説・笘篠賢治氏が「直接対決が2試合しかないので、2ゲーム差になれば…。ソフトバンクも圧倒的に優位だと思うが、精神的な部分ではかなりプレッシャーが生じてくるのではないか」と残り試合数に着目すると、高木氏は「これがエスコンフィールドで2つ残っていたらものすごく日本ハムが有利になるが、みずほPayPayで残っているんだよね。この2試合をどちらが制するかが…」とソフトバンクのホームアドバンテージを指摘。一方で池田氏は「ただやはりどうであろうが、直接対決はどちらにとっても怖い。覚悟を決めてやるしかない。どういうゲーム差で入るかというのが非常に緊張感を変えると思う」と語った。
さらに笘篠氏が「ソフトバンクも強くて勝っているが、新庄監督の日本ハムは食らいつくじゃないですか。何が起こるかが分からないという思いがある」と日本ハムの底力に言及すると、高木氏も「感動を起こしていくよね。だから勢いがどちらにつくか」と白熱の争いに期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』