● ブレーブス 2-3 カブス ○
<現地時間9月10日 トゥルイスト・パーク>
シカゴ・カブスが東地区4位ブレーブスとの敵地3連戦に勝ち越し。鈴木誠也外野手(31)は「3番・右翼手」でフル出場し、3出塁と貴重な1打点で勝利に貢献した。
ブレーブス先発は昨季のサイ・ヤング賞左腕セール。鈴木は初回の第1打席でストレートの四球を選んで一死一、二塁と好機を作るも、後続が連続三振に倒れて先制ならず。3回表には二死二塁の好機で第2打席を迎えたが、外角高めのスライダーで右翼フェンス手前への右飛に打ち取られた。
カブスは3回裏に1点先制を許すも、直後の4回表にカーソン・ケリーの17号同点ソロ、ジャスティン・ターナーの適時二塁打ですぐさま逆転に成功。鈴木は続く5回表にも一死三塁という好機で第3打席を迎えると、低めのスライダーを右翼線付近にきっちり打ち上げ、右犠飛で貴重な追加点を加えた。
7回表の第4打席は3番手右腕キンリーから四球で出塁。9回表、二死一塁での第5打席は守護神イグレシアスのチェンジアップを捉え、左前安打を記録した。この試合2打数1安打、1打点、2四球という内容で、6試合連続安打と19試合連続出塁をマーク。今季成績を打率.244、27本塁打、91打点、OPS.785となっている。
カブスは先発右腕ジェームソン・タイヨンが5回投げ切れず2失点で降板するも、試合後半をブルペン5投手が無失点リレーで繋ぎ、リードを堅守。3連敗を喫した地区首位ブリュワーズとの差を6ゲームに縮めている。