○ ヤンキース 9-3 タイガース ●
<現地時間9月11日 ヤンキー・スタジアム>
ニューヨーク・ヤンキースが中地区首位タイガースに快勝。アーロン・ジャッジ外野手(33)が2打席連発の45号、46号本塁打を放った。
現地9月11日、米同時多発テロから24年を迎えたこの日は追悼式が行われ、ドナルド・トランプ大統領も来場。試合前にはヤンキースのクラブハウスを訪問し、選手を激励した。
大統領のエールが効いたか、ヤンキースは初回に一死からジャッジが45号ソロを放って幸先良く先制。ブルペンデーの1番手左腕ホルトンが投じた低めのカットボールを捉え、左中間ブルペンに2試合ぶりの一発を突き刺した。
さらに、ジャッジは2点リードの3回裏、2番手右腕ギプソンロングの内角フォーシームを振り抜き、再び左中間ブルペンに2打席連発の46号ソロ。この一撃で球団歴代4位のジョー・ディマジオ氏に並ぶ通算361号本塁打を記録。自身2年連続、通算4度目となるシーズン100打点到達も果たした。
3回裏はジャンカルロ・スタントンも20号ソロで続き、リードを4点に拡大。続く4回裏には3本の適時打を浴びせ、スコア9対1と大差をつけた。投げては新人右腕キャム・シュリットラーが6回1失点と好投し、今季3勝目をマーク。本拠地でのスイープ負けを阻止し、ワイルドカード圏内1番手をキープしている。
ジャッジは2本塁打を含む4打数3安打、2打点の活躍を収め、今季成績を打率.322、46本塁打、100打点、OPS1.112にアップ。右肘痛による離脱の影響で本塁打と打点部門ではカル・ローリー(マリナーズ)に独走を許しているものの、打率とOPSの2部門ではMLB全体トップに立っている。