○ フィリーズ 6-4 メッツ ●
<現地時間9月10日 シチズンズ・バンク・パーク>
フィラデルフィア・フィリーズが同地区2位メッツとの本拠地4連戦をスイープ。地区2連覇に向け、優勝マジックを「5」としている。
3連勝でカード最終戦を迎えたフィリーズは初回、先発左腕ヘスス・ルザルドが3者連続タイムリーを浴びるなどいきなり4失点。それでも4回裏、新人オット・ケンプの6号2ランで反撃の狼煙を上げると、続く5回裏にはブライス・ハーパーが右翼線に適時二塁打を運び、1点差まで詰め寄った。
そして6回裏、ケンプの適時二塁打で同点に追い付くと、なおも二死一、二塁という好機でハリソン・ベイダーが中前適時打を放って逆転に成功。さらに、ハーパーの2打席連続となるタイムリーも飛び出し、一気に2点リードを奪った。
先発ルザルドは初回こそ躓いたものの、2回以降は打者21人をパーフェクトに封じ込み、最終的に8回10奪三振、4失点という投球でチーム最多の今季14勝目。2点リードの9回表は守護神ジョアン・デュランが3者連続三振で締め、ライバル相手に4連勝を飾った。