◆ 同地区ライバルのエース右腕から特大弾
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(31)が現地時間13日のジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で先発出場。第2打席で49号本塁打を放った。
ジャイアンツ先発は今季14勝を挙げているエース右腕ウェブ。初回の第1打席はカウント1-2から外角高めのシンカーを三遊間深くに打ち返し、ショートへの内野安打。続く2番ムーキー・ベッツの内野ゴロの間に二塁へ進み、3番フレディ・フリーマンの左前適時打で先制のホームを踏んだ。
そして3点を追う3回表、先頭での第2打席で特大の一発が飛び出した。カウント1-0からゾーンど真ん中のシンカーを振り抜くと、その瞬間に本塁打を確信。打球速度114.5マイル(約184.8キロ)、今季最長となる飛距離454フィート(約138メートル)の49号ソロを中堅バックスクリーンに叩き込み、反撃の狼煙をあげた。
この本塁打により、大谷はMLB史上6人目となる2年連続50本塁打に王手。同日に51号本塁打を放ったカイル・シュワーバー(フィリーズ)に負けじと一発を放ち、トップとの2本差をキープしている。